TOEFL メールマガジン

TOEFL iBT 体験レポート

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今回は、アメリカ留学のためTOEFL iBTを受験した大学生のY.Hさんから体験レポートをご寄稿いただきました。

また、TOEFLメールマガジンでは、体験談等のご寄稿を随時募集しています!

幼少期から海外旅行にはよく出かけていたものの、実際に英語を話す機会は全くありませんでした。中学、高校と、積極的に英語学習に取り組んではいましたが、やはり本場の英語に触れ合う機会は全く無いまま大学に進学しました。そして、入学してすぐに英語圏に1か月間語学留学をする機会があり、初めて本場の英語と触れ合うことができました。それをきっかけに、英語を話すことの楽しさを実感し、1年の春には北欧へボランティアに行きました。そして、大学2年生の夏から3年生の夏までの9か月間、大学の協定校プログラムを利用し、アメリカへ留学してきました。

なぜ受験しましたか

大学1年生のときに、アメリカへの1年間留学を志し、そのために3回ほど受験しました。留学したい大学が決まっていたので、TOEFLテストの目標スコアも明確でした。

どのように勉強しましたか

1回目は、問題に慣れるために受験したので、特に何も勉強せずに受験しました。2回目以降は、1回目の受験結果から自分の弱点を把握することができたので、それを克服できるように日々努力しました。私の課題は語彙数を増やすことと、スピーキングの点数を上げることでした。語彙はとにかく単語帳にある例文を何度も読み、その単語が文章の中でどのように使われているかを意識して記憶するようにしていました。また、この時期にちょうど英語圏へ1か月間ほど短期留学をしましたので、スピーキング力を上げようとがむしゃらに話し続けました。

受験していかがでしたか

何度受けても、TOEFLテストの独特の試験形式に慣れることができなかったように思います。とにかくTOEFLテストは私が以前知っていた日本で受けた英語のテストとは大きく異なっていました。まず、パソコンで受験するという点です。紙での試験よりも目がチカチカしてきて集中力がもたなかったり、長文を読んでいても重要なところに線を引けなかったり、とにかくやりづらかったです。また、スピーキングもパソコンに向かってやるので、私がリーディングを集中してやっているときや、リスニング中で耳をそばだてているときに、まわりの人がスピーキングを始めて全く集中できないなんてこともありました。目標スコアがある人は、早め早めに受験して、TOEFLテストの試験形式に慣れるようにすることを強くおすすめします。

テスト自体について、テストセンターについて

私がテスト全体から受けた印象としては、とにかく語彙力が必要ということと、リスニング力の重要性です。語彙力はもちろん単語の意味が分かるにこしたことはありませんが、専門的な文章内容も多々でてくるので、専門用語も必要になってきます。そのときに、文脈からいかに単語の意味を読み取れるかがキーになってくると思いました。また、リスニングはリスニングパートセクションではもちろん、スピーキングセクションでリスニングしたことについて話したり、ライティングセクションでリスニングしたことについて書いたりなど、思った以上にTOEFLテスト全体を通して必要な能力のように感じました。

スコアをどのように活かしましたか

留学に必要な基準でしたので、スコアを提出し、無事希望大学へ留学することができました。また、TOEFLテストのための英語の勉強は本当にためになる英語の勉強です。実践的な英語力を身につけることができたと思います。

今後TOEFLテストスコアを利用して何をしていきたいですか

自分のスキルアップの確認として利用していきたいと思います。TOEFLテストは本当に自分の実践的な英語力を測ることのできる試験だと思うので、留学から帰国した今、どのくらいの伸び幅があったのか、確認できればと思います。

これから受験を考えている読者へのメッセージ

TOEFLテストはとにかく特殊なテスト形式ですが、本当の英語力を測れる試験だと思っています。なかなか挫折を味あわせてくれる試験ですが、その分努力のしがいもあるし、達成したときの満足感も強いです。ぜひ挑戦してみてください。

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