外国に留学すると、学校では習わなかったフレーズや単語を頻繁に耳にすることがあります。最初はわからなくても、日常の会話でその国の人がよく口にするフレーズや単語は、すぐに使い方を覚えられるので、身につくのも早いようです。このコーナーではそんなフレーズや単語を紹介。今回は、国際交流関連のお仕事をされている女性からのご寄稿です。
S.Tさん
イギリスの大学へ留学していた時、キャンパス内の寮で約200人のイギリス人と住んでいました。 そのため、学内を歩くたびに誰かしらとすれ違い、その時に頻繁にかけられていた言葉がこちらです。初め、”Are you alright?”と言われたときは、「私大丈夫だけど何かおかしい?」「あれ?風邪ひいていたかな?」と疑問を感じたことを覚えています。
イギリスでは、How are you?にあたる挨拶の言葉で、”Are you all right?” “Are you ok?”などとよく使用されます。
とても簡単な表現でも、日本の勉強の中では触れなかったので、最初はぎこちなく挨拶を交わしていました。
ちなみにリバプール出身の友人によると、"r ya o'rite, luv?" といった具合で発音されるそうです。 国、地域によっても表現が様々なので、面白いですね。それを経験できるのは、留学の一つの醍醐味かと思います。
初めは慣れない表現でしたが、今でも上品なイギリス英語でこの言葉を聞くと、留学時代の素晴らしい思い出が甦り感慨深くなります。
*寄稿者の主観によるものですのであらかじめご了承ください。