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TOEFL iBT 体験レポート

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今回は、2012年TOEFLテストスカラシッププログラム受賞者の宮崎 彩さんから体験レポートをご寄稿いただきました。これから受験する方はぜひご参考にしてください。また、TOEFLメールマガジンでは、体験談等のご寄稿を随時募集しています!

2012年TOEFLテストスカラシッププログラム受賞者の宮崎 彩さん

宮崎 彩さん

・経歴
2004年 東京大学文科III類 入学
2008年 東京大学 教養学部 卒業
2008年 東京大学大学院 総合文化研究科 修士課程 入学
2010年 同大学院 修了
2010年 ブーズ・アンド・カンパニー入社
2011年 東京大学大学院 総合文科研究科 博士課程 入学
2012年 University of York, Conservation Studies
(Historic Buildings)入学
・iBTのスコア
2011年8月受験 116点

はじめに

TOEFL iBTは、これまでのTOEFLテストの中でも最も包括的に英語力を測ることのできる試験です。そのため、受験者は読解力、聞き取り能力、書く力だけでなく、話すことも要求されます。私はこれまでTOEFLテストのTOEFL CBTを2回、TOEFL iBTを2回受けていますが、毎回緊張しています。しかし特にTOEFL iBTになってから気をつけているポイントがいくつかあるのでご紹介したいと思います。

受験で求められるもの

まず、TOEFLテストでもっとも気になるのが周囲の音です。受験者の試験時間帯が少しずつずれているため、リーディングをしているときにスピーキングが聞こえることも多々あります。しかし一番大事なのは周りの音を無視して自分の試験に集中することです。そのためにも試験会場の質(個別の机になっているか、机の間に敷居があるか、など)を確認したり、集中力を高める練習をしておくことをお勧めします。

対策

私は普段からなるべく英語を読むことをお勧めします。特に英字新聞の記事を一日1つでも良いので、英文に普段から慣れ親しむほうが良いでしょう。TOEFLテストで扱われるテーマは多様ですので、それぞれに対する対策をとることが非常に難しいのが本試験の特徴であります。そのため英語そのものを外国のものとして受け取らず、普段の日課に欠かせないものへと変化させましょう。

同様にリスニングとスピーキングも日々の練習の賜物といえます。私は試験の始まる2週間前からCNNを観ながら毎日30分ほどシャドウィングをしています。つまり聞こえてくる音をそのまま口で発声する、というものです。これの良いことは、集中して聞く癖がつくことと、ナチュラルな英語をスムーズに発することができるという点にあります。

読者へのメッセージ

日常生活の中にいかに効率的に英語を取り入れるかがTOEFLテストで求められる要素だと考えます。十分英語力をストレッチさせてあげてから本番の試験に臨んでください。Wish you the best of luck!!!

キャンパスでの風景

【キャンパスでの風景】

 

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スカラシップ受賞者の声 112号 宮崎さんのご寄稿文はこちらこちら

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