TOEFL®テストを開発・運営する米国非営利教育団体ETS(Educational Testing Service)は、昨年に引き続き第2回となる2012 TOEFLテストスカラシッププログラムを実施しました。今年は米国、カナダ、英国の大学・大学院へ進学の5名が受賞者に選ばれました。
それぞれの目標を持ち、進学先へと旅立った受賞者のみなさんに新しい環境での生活についてお話を伺いました。
崔 元宇さん
米国 ワシントン大学進学
Choi Wonwoo
Washington University,the United States
現在、アメリカのワシントン大学セントルイス人文科学部(Washington University in St. Louis, College of Arts & Sciences)に留学しております崔元字(チェウォンウ)と申します。政治経済学の専攻と東アジア研究の副専攻を考えております。
【ダウンタウンセントルイスの名物、ゲートウェイ ・アーチの前で】
アメリカで留学生活を始めてからもう3ヶ月(2012年10月現在)経ちました。幼い頃から外国生活には慣れていると思っていましたが、初めて、そして一人でのアメリカ留学は今までの海外経験とはまた違い、適応するのには時間がかかりました 。最も大変だったのはアメリカの食生活に慣れる事でした。いまでも冬休みに帰国して、美味しい日本料理や韓国料理を食べる事が私の一番の楽しみにしていることです。
【紅葉が美しい秋のワッシュユーのキャンパス】
勉強の方はまだ学部の一年生なので、人数の多い大きいレクチャークラスばかりですが、様々な分野で自由に勉強する事ができて満足しています。このような学生が自分の行くべき道をもっと慎重に選べる環境を提供できるLiberal Artsの教育方針は、理想的だと思います。しかし、その分、勉強は大変です。毎週連続してある一連の中間試験の勉強やエッセイのリサーチのために学部生活の大部分はロースクールの図書館で過ごしています。
【生活の大部分を過ごすロースクールの図書館のリーディングルーム】
一方、それ以外にも、ジムでトレーニングをしたり、現在アメリカツアー中の「レ・ミゼラブル」のミュージカルを鑑賞したりするなど、バランスのとれた生活ができるようにも努力しています。2、3年生からは自分の第一専攻候補である政治経済学の勉強に集中し始めるつもりです。これからがとても楽しみです。
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