TOEFL Mail Magazine Vol.38
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活動報告
 
■ CIEEセミナー in 福岡 2005 開催
リスニング&ノート・テイキングとスピーキング〜その効果的な指導法〜
2005年6月18日(土) アクロス福岡にて ※このセミナーは、すでに終了しています。
 

CIEE TOEFL事業部が2005年の主催セミナー第1弾として福岡にて開催したのは、次世代TOEFLテストの全セクションでも可能となることで、今注目を集めているノート・テイキングに主に焦点を当てたものでした。
講師に当メールマガジンで好評の『言葉の玉手箱』をご寄稿頂いている川手−ミヤジェイェフスカ 恩氏
(Dr.)を迎え、熱く和やかな雰囲気のもと2時間半という時間があっという間に流れていきました。

本セミナーでは、ご参加頂いた皆様にも作業を行っていただく参加型スタイルをとったため、流された音声を聴き、早速ノート・テイキングの実践を行う場面が見られました。いずれの参加者も真剣な面持ちで取組んでいる様子が印象的でした。また、次世代TOEFLテストに新しく加わるスピーキングに関してはサンプルを交えながらの説明もありました。

質疑応答時間では、やはり参加者の間でも非常に関心が高い『次世代TOEFLテスト』に備えるための勉強方法についての質問が相次ぎ、活発な意見交換が行われました。

TOEFL事業部では、今後も様々なセミナーを予定しております。詳細は、当協議会ホームページ、または当メールマガジンにてお知らせいたしますので、ぜひ一度ご参加下さい。
 
■ JASSO主催 2005年 海外留学フェア ブース出展

去る6/4(神戸)と6/18(東京)に、独立行政法人 日本学生支援機構(JASSO)による「海外留学フェア」が行われ、CIEE TOEFL事業部ではブースを出展しました。当日は各国大使館のブースが並ぶ中、TOEFLブースにも多くの方が訪れ、現行のTOEFLテストの手続き方法や次世代TOEFLテストの情報など熱心にメモを取る学生の姿が印象的でした。ぜひ大きな夢を持って、世界に飛び立っていって欲しいと思います。

 
■ 2005年 第57回 NAFSA(米国)参加報告

本年5月30日(月)より6月4日(土)にかけて米国のシアトルで行われたNAFSAへ私を含めCIEEからは4名が参加した。NAFSAは今年で57回目、国際交流の大学や語学学校の担当者が世界より一同に会する。開催場所がよかったせいか参加者数が6,600名、そのうち日本人参加者約200名という大掛かりなものであった。

JASSOは「日本の大学」(全26大学*1+文科省)としてブースを出展。個別ブースでは5大学*2が出展。この他早稲田大学のように別場所で協定校と会議を持つ大学もある。数日間の滞在にもかかわらず、各大学担当者と親密な人間関係が築けるというのがNAFSAの売りであり、その効果は絶大である。これは参加をしてみた者(NAFSAnと言う)しかわからない。初対面の方でもすぐに知り合いになり、その後の人間関係に繋がる。大学内で孤立しがちな国際交流担当者にとって、協定校や関係者とのネットワークと情報収集の意味が大きい。

ETSは大きなブースを構えており、次世代TOEFLテスト(インターネット版TOEFL=iBT)の広報に力を入れていた。そこでは簡単なセミナーを聴講でき、最新情報を入手ができる。我々はインターネット版TOEFLテストに関してETSが実施した2セッション*3に参加した。大学がどのようにiBTのスコアを利用するかは興味深い内容だ。レセプションもネットワークを構築する上で重要な役割を果たす。今回は南山大学、日本大学、ETS、JAFSA主催に参加したが各団体のものとも工夫が凝らされてすばらしかった。CIEE本部主催のレセプション*4にも参加した。
日本から参加したCIEEのメンバーが独自に行っている「レセプション」(通称CIEE Club)がある。ホテルの一室を開放し、情報交換となる場を提供している。大学担当者が集い、インフォーマルな形でそれぞれの関係を作っていく。おかげさまで今年も多くの方々に参加していただいた。
2006年度はカナダのモントリオールで開催される。今から参加を心待ちにしている。(報告:高田幸詩朗)

*1
(国立大学法人)弘前大学・岩手大学・埼玉大学・一橋大学・電気通信大学・東京工業大学・横浜国立大学・神戸大学・広島大学・九州大学・長崎大学・大分大学・琉球大学
(私立大学)青山学院大学・学習院女子大学・国際基督教大学・桜美林大学・専修大学・中央大学・東洋大学・東海大学・中京大学・名古屋外国語大学・龍谷大学・桃山学院大学・西南学院大学
*2
日本大学・南山大学・関西外国語大学・立命館大学・立命館アジア太平洋大学
*3
「Setting scores for the Next Generation TOEFL Test」「Building communicative competence: Integrated Skills and Next Generation TOEFL」
*4
シャンペンとアイスクリームで有名
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