山の上に位置するAPUの学生は、毎日、授業時間外に留学生は平均4時間、日本人学生は3.5時間勉強しており、授業をさぼる学生はいません。熱心に学ぶ学生に充実感を与える環境を整えるのは私たちの責任です。私たちが学生に大きく育つ機会を提供するのです。故郷から遠いところにあっても立地条件の心配をすることはない、世界はあなた方の足元にあるのですから安心して下さい。
また、在学中に社会で起こる諸問題を解決できる力を身につけて、神様の前でも誰の前でも胸をはって行動ができるように、良い人間として社会的な役割を果たし続けて欲しい。

今後、キャンパス内で、国際会議や学生参画型のサミットなど、学生が活躍できる機会が沢山あると思います。学生にはそこで積極的に基盤作りをしてもらいたい。語学の初期段階のイマージョン教育も、もっとインテンシブに展開すべきではないかとも考えています。そうして、このキャンパス内での様々な機会に触れて、多くのことを経験しながら、国際的な視野を身に付けて大きく成長していってほしいと思います。
これからもさらに新しい考え方を提示して、本当に強い大学にしたいですね。今後は学生も、教職員も、必要な人たち全てがキャンパスに参加できるようなExtension Programを作りたいと思っています。特に、専門分野で有名な先生にも日本の事情を伝えるためには、このようなプログラムが必要です。さらには、こちらに誘致している企業の方々にも、Language
Extension Programを提供できるようなカリキュラムの導入なども含めて考えていきたいと思います。