TOEFL Mail Magazine vol.59 July2007
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TOEFL iBTを受けてみよう

日本でインターネット版TOEFLテスト(TOEFL iBT)が導入されて1年が経ちました。
TOEFL iBTをこれまでに受験したことがある方、現在スコアアップのために何度もチャレンジしている方、そしてこれから初めて受験する方。TOEFLテストの経験度合はそれぞれだと思われますが、新しい形式のインターネット版TOEFLテストに対する不安や心配は皆さん一様でしょう。このコーナーでは、申し込みの流れから取得スコアの確認に至るまでの一連の流れを一緒に見ていきましょう。


前回までの復習

第10回(最終回):成功へのアドバイス
昨年9月から始まったこのシリーズ、今回が最終回です。
今回は、TOEFL iBT受験者の感想を紹介するとともに、CIEE TOEFL事業部から受験に際してのささやかなアドバイスをお届けします。
- 受験者Aさんの感想 -
時間がとても長く、集中力を持続させるのがポイント
確かに、TOEFL iBTはとても長い試験です。特にReadingセクションやListeningセクションはそれぞれ1時間もしくは1時間以上あるので、これらのセクションは特に長いと感じる受験者も多いと思います。
◆ 受験前に問題集で長さを体験 ◆
どれくらいの長さか予め知っておくために受験前に市販の問題集などで、実際に時間を計って体験してみることをお勧めします。 ETS公認の問題集として、「The Official Guide to the New TOEFL iBT 」が出版されています。
The Official Guide to the New TOEFL iBT ETS公認ガイドTOEFL iBT

この問題集は、英語版と日本語解説付きがあります。
英語版にはCD-ROMもついていて、演習問題の一部は実際のテストと同じ形式と制限時間で、コンピュータ上で解くこともできます。
◆ 休憩時間はリラックス ◆
後半のSpeaking Sectionに入る前に10分間の休憩があります。
この時間はテストルームの外に出ることができますので、この10分間を有効に利用してください。たとえ前半の出来が悪かったとしても、休憩時間はリラックスして後半に備えましょう。
周りの人の声や椅子の音などに惑わされてしまった
◆ 周りを気にせず自分の意識を集中 ◆
TOEFL iBTは世界中どこの会場で受験しても、Speakingセクションは他の受験者の声が聞こえます。残念ながら全く他の人の声が聞こえないという受験環境はありません。しかし普段の生活を考えてみてください。いつも何かの音に囲まれています。実生活で英語を話す時も同じと考え、自分の意識に集中できるよう日ごろから準備してください。
 
- 受験者Bさんの感想 -
英語で読んだり、聞いたりしたことに対して英語ですばやく反応し考えをまとめることができるようにしておかないといけない
この感想は既にTOEFL iBTを受験された方の中には頷かれる方も多いのでは?実際に受験してみて、自分の今までの英語勉強方法を考え直してみたり、こうしたら今度はもっとうまく話せたり、作文できるのではという道筋が見えてきたという受験者もいるのではないでしょうか。
TOEFL iBT受験前に実際のテストを体験してみる ◆
「まずはTOEFL iBTを受験してみたら?」とお勧めしたいところですが、170ドルという受験料は安いものではありません。
TOEFL iBT Complete Practice Test TOEFL iBT Complete Practice Test
そこでお勧めする教材が、ETS公認のオンライン教材 「TOEFL iBT Complete Practice Test」です。これは、実際のTOEFL iBTと全く同じ形式でコンピュータ上で回答し、Speakingセクション、Writingセクションを含め全てのセクションが採点され、スコアが表示されます。
まずは、この教材で体験してみて、どのようなテストか知り、 自分にあった受験対策を立てるというのも1つの方法ではないでしょうか。
ただ単に単語や文法を勉強しただけではダメ
◆ 普段の生活の中で英語に触れる ◆
日ごろ日本人に囲まれて日本語で普通の日本の生活を送っていて、単語や文法の勉強以外に、「常に英語で反応できるようにしておくって言われても・・・?」と思われる方も多いでしょう。 それにはやはり日ごろの努力や工夫が必要です。では、どんなことをしたらよいか。
ETS TOEFLテスト公式サイトからダウンロードできるTOEFL iBT Tips(29〜34ページ)に、ETSからのいくつかのアドバイスが各セクション別に紹介されています。

この資料に書かれているように、テレビやラジオ、新聞、雑誌、インターネットなどで自分の好きな分野について多くの英語の情報に触れ、英語でそれについて自分の意見や提案を考えてみてください。そして、英語のネイティブスピーカーが周りにいなくとも友達同士や独り言でも英語を実際に口から発してみてください。普段英語で話すことがなく、テスト本番でいきなり話すというのはなかなか難しいものです。また、テスト会場で一人で話すのはちょっと恥ずかしかったりもします。それにも慣れておいてください。


TOEFL iBTは、より実生活に近いテストです。もちろん単語を増やしたり文法の勉強も大切ですが、机の上での勉強という枠を超えて、自分なりの方法でとにかく多くの英語に接してください。そのようにして英語が身についた時には満足のいく点数がとれ、そして世界のどこへ行っても英語でコミュニケーションをとることができる力がついていることでしょう。
まさにETSの言う “TOEFL Scores Open More Doors.“ です。
最後に、皆様のTOEFL iBTの目標スコアの達成とその先の無限に広がる世界での成功を心よりお祈りしつつ、本シリーズを終わります。

上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。 最新情報は関連のウェブページよりご確認ください。
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