英語教育界において、知る人ぞ知る『達セミ』こと「英語教育・達人セミナー」をご存知ですか?「明日の授業に即役立つ」をモットーに、1995年から現在までの13年間、全国津々浦々で開催されているセミナーで、日本全国で英語教育に熱意を持つ先生のGrassroots、Volunteerismを象徴するネットワークとなっています。日本の英語教育をより良くしようという現場の先生方の熱意が形になったこの活動を、リレー形式でご紹介します。英語教育の「達人」を目指す教育者、必見です。
達セミは、様々な問題を抱える教育現場にあっても、「日々進化する教師でありたい」と素直に思えるような「癒しと励まし」を兼ね備えたセミナーです。 達セミはまさに翌日から使えるネタの宝庫。ことわざ、世界の国々など各種のカルタは、教室に活気をもたらす必須アイテム。図子啓子先生(武蔵野東学園)の『達セミ版おもしろEnglish』を使ったテンポのよい活動は全国会場で好評を博し、事務局長・谷口幸夫先生(都立戸山高校)の電子辞書を利用した活動は、教室に辞書を呼び戻しました。 また、達セミでの大きな収穫のひとつに「声掛け名言集」があります。ワークショップ形式の発表の中で、どんな子・どんな集団にも使え、教室がカラッと明るく前向きな雰囲気になる魔法のような「生徒への投げかけの言葉」を紹介してくださるのです。畑中豊先生(福島県・町立大熊中学校)の「こんな時はこんな一言」には、参加者のほとんどがペンを走らせています。英語学習を通じて好ましい人間関係を築いて欲しいという現場の先生方の愛情とご苦労をうかがい知ることのできる瞬間です。 これらの教材・教具、そして教師の一言を含む授業のアイディアは、10周年を期に、いくつか出版されています。ご活用あれ! 達セミのネタを、まずはマネして、次に自分流にヒネッてみてください。 さあ、達セミに足を運んでみましょう!その日から、アナタも「達セミフレンド」です。達セミとの出会いはアナタを進化させ、授業をバージョンアップさせ、生徒をやる気にさせてくれますよ! ※英語教育の情報交換のためのメールマガジン登録はこちら:「英語教育の達人をめざして」