TOEFL Mail Magazine Vol.71 October 2008
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SELHi校の試行錯誤

SELHiとは、Super English Language High Schoolの略で、英語教育の先進事例となるような学校づくりを推進するため、文部科学省に指定された高等学校のことです。SELHiに指定された学校では、英語教育を重点的に行うだけでなく、大学や中学校等との効果的な連携方策等についての実践研究を実施します。また、研究目的・手法・成果の普及のため、公開授業や成果報告会の開催や、ホームページ上での情報提供を行うことになっています。



それぞれのSELHi指定校は特色のある研究課題を設定しています。目標とする生徒の英語力は 「読む・聞く・話す・書く」という4技能を駆使して自分の考えを発信できる力です。これはまさに北米の大学が留学生の入学要件として期待している力であり、インターネット版TOEFLテスト(TOEFL iBT)はこの要望に応えるために開発されました。そのため、日本の英語教育とTOEFLテストの方向性は同じであると考えます。
本シリーズでは、指定を終了した学校にその学校ならではの成果に焦点を絞りそのエッセンスを報告していただくことを予定しています。高等学校のみならず、中学校・大学、更には小学校の教員の皆様にとっても有益な情報源となるものと期待します。同僚の先生方とも情報を共有し、皆様の授業改革の一助となれば幸いです。

今回は、「ネゴシエーション能力の育成を目指して〜自分の主張を的確に伝え、相手の主張を理解し、交渉を通し、より望ましい結論を導き出す力を育てる〜」という課題に、チーム一丸となって取り組まれた埼玉県立伊奈学園総合高等学校 外国語科の太田千恵先生、森田篤先生、梁川寿美子先生にご寄稿を頂きました。



伊奈学園SELHiプロジェクトの3年間のまとめと成果
〜ネゴシエーション能力の育成を目指して〜
埼玉県立伊奈学園総合高等学校 外国語科SELHiプロジェクトチーム
太田 千恵
森田 篤
梁川 寿美子
左から、太田先生、森田先生、梁川先生

左から、太田先生、森田先生、梁川先生

太田 千恵(おおた ちえ)先生プロフィール

日本女子大学文学部英文学科卒業
平成14年に伊奈学園総合高等学校に着任
伊奈学園SELHiプロジェクトチーム企画統括
勤務校1校目の実業高校では英語嫌いの生徒を無くそうとALTと楽しい英語授業作りに取り組み、 2校目では毎日生徒指導で生徒を追いかけ回していました。
現任校ではスピーチや英語劇、英語合宿といった行事の企画・実施に携わり、大変充実した日々を送っています。

森田 篤(もりた あつし)先生プロフィール

筑波大学第2学群比較文化学類卒業
教員歴27年目
同校外国語科主任
伊奈学園SELHiプロジェクトチーム企画統括
現在も、生徒の不登校・学校不適応の解決の一助として「育てるカウンセリング」を英語の授業に生かす方法を模索中

梁川 寿美子(やながわ すみこ)先生プロフィール

青山学院大学文学部英米文学科卒業
伊奈学園SELHiプロジェクトチーム企画統括
埼玉県高等学校英語研究会ディベート部理事
埼玉県高等学校ディベート大会(埼玉いなほ杯)の立ち上げの中心的な役割を担う
校内外でのディベートの普及に精力的に尽力
自らも社会人ディベート大会にディベーターとして参加し、たびたび入賞
2007年パーラメンタリィ・ディベート世界大会ジャッジ
大修館書店発行 「2008年英語教育10月号増刊号」にアカデミック・ディベートの指導に関する記事を執筆
大修館書店発行 「2008年英語教育12月号」に英語合宿の指導に関する記事を執筆


I. 研究の概要

 平成17〜19年度の3年間に本校で行った「スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール(略してSELHi)」の様々な取り組みと成果をここにまとめたい。本校の研究開発課題は「ネゴシエ−ション能力の育成〜自分の主張を的確に伝え、相手の主張を理解し、交渉を通し、より望ましい結論を導き出す力を育てる〜」であった。課題設定の理由は次のとおり。

1 今までの英語教育におけるコミュニケーション活動では、自分の意見を述べることに、より力点が置かれ、相手の意見に対してその真意を理解しながら耳を傾ける傾聴訓練や、集団の中での意見のやりとりから合意に達していくプロセスの訓練があまり重要視されていなかった。
2 生徒のコミュニケーション能力を実社会で役立つようにするためには、白か黒かの決着をつけるだけでは終わらないケースについて経験したり、様々な形態のコミュニケーションを学ぶ必要がある。 以上の理由から、今まで本校で行ってきたプレゼンテーションやディベートに、ネゴシエーションを加え、3年間を見通したカリキュラムを開発した。

II. ネゴシエーション能力の定義
平成19年11月9日SELHi公開授業から

平成19年11月9日SELHi公開授業から
Oral communication I におけるネゴシエーション活動−「災害にあったアジアの小国の救済策A,B,C」を討論、交渉中

 ネゴシエーション能力の定義を、「自分の主張を表明した後で、1. 相手の疑問に答え、自分の主張を反論から守る力、又、相手の主張に疑問・反論を投げかける力、2. さらに、お互いの主張を理解し、説得、交渉や折衷案の提示のスキル習得により、より望ましい結論を導き出す力」とした。プレゼンテーションのみでは終わらない、また、ディベートの試合におけるように自分の主張を貫きとおすことのみを目標としない、実社会で必要とされる英語力を目指す。


III. 研究対象生徒・科目

 研究対象とする生徒は、平成17年度入学生で、語学系英語の「オーラル・コミュニケーションI・II」を選択する生徒(約100人/800人)。その理由は総合選択制を導入する本校においては、研究対象範囲を制限することにより、研究成果に関して、より正確なデ−タ分析が可能となるだろうと判断したからである。研究対象科目は、平成17年度は「英語I」(800人)、平成18年度は「オーラル・コミュニケーションI」(2年次選択140人)とし、最終年度である平成19年度は「オーラル・コミュニケーションII」(3年次選択74人)である。

IV. これまでの成果と課題


1
 成果 
(1) 生徒の英語力の変容について(GTEC)

全て1年次→2年次→3年次の順(7月実施)
平均スコア:424→493→574
Readingグレード:4→4→5
Listeningグレード:3→4→6
Writingグレード:3→4→5
速読力(wpm):73.7→85.5→104

English Summer Camp 2007

English Summer Camp 2007

 平均スコアの574は、グレード5にあたり、これは「英語圏の2年制大学への留学に挑戦できる最低限レベル」が540で、高3全国平均が453であることから、全国平均を121ポイント上回っており、大きく実践的英語コミュニケーション能力は伸びたといえる。本校の当初の目標スコアが470だったことからも、100ポイント以上の達成度であった。
 技能別に見ると、Readingグレード5は「文章全体の趣旨を伝える文がどれであるか判断したり、検索が困難な特定の情報を探し出したりすることがほぼ的確にできる」「適切なスピードで、ほぼ正確に英文を読むことができる」能力がついたことになる。Listeningグレード6は最高レベルのグレードであり「様々な内容を細かいところまで十分に理解できる」「長めの話や会話の流れを理解し、全体にわたって言われていることの意図をくみ取ることができる」「応答も素早く適切に行うことができる」能力がついた。この伸びが特に著しく、自然増加ではないとベネッセも分析している。Writingグレード5は「事例を取り入れながら、課題に沿った話の展開ができている」「接続語句を正しく使って、文章はまとまりよく構成されている」「使われている語句は正確で多様性に富んでいる」能力がついた。
 速読力の104wpmについては、センター試験8割得点目標の130wpmにはまだ届いていないが、7月時点での数値であるので、1月までには130まで伸ばす方策が必要である。

 (2) 生徒のネゴシエーション能力について
生徒への意識調査による、現在までの変容は以下の通りである。(年度当初→年度末)
(質問項目5段階の各レベルX人数の平均)
*ただし、1年次→2年次での共通アンケートの質問項目及び選択枝の数に変更があり、同一の質問でないものがある。このため、完全に正確とはいえないことを付しておく。

ア 英語でのスピーチ(人前で話すこと)

1年次平均値2.88→3.77
2年次平均値4.59→5.13
3年次平均値5.40→5.57

イ 英語でのプレゼンテーション(人前で発表すること)

1年次平均値1.98→3.38
2年次平均値2.26→4.54
3年次平均値4.74→5.05

ウ 英語でのディスカッション(話し合い)

1年次平均値1.54→1.85
2年次平均値1.46→3.88
3年次平均値3.82→5.04

エ 英語でのディベート(賛成、反対に分かれてする試合形式の討論)

1年次平均値1.29→1.51
2年次平均値1.36→4.25
3年次平均値4.33→4.85

オ 英語でのネゴシエーション(交渉)

1年次平均値1.22→1.34
2年次平均値1.03→2.13
3年次平均値1.98→4.75

*ア〜オとも、2,3年次の質問項目は7段階で共通の質問内容

 また、1年次2学期末のShow&Tellスピーチ取り組み評価について、生徒に内面の変化を問うた項目では「良い変化があった」と答えた生徒が75%であった。その中身は「クラスメートへの理解度が増した」と答えた生徒が最も多かった。

カ プレゼンテーションについて

(2年次プレゼンテーションアンケート)(4月→2月)
やったことがないのでわからない  46人→ 2人
スムーズにできる             2人→12人
ある程度スムーズにできる     12人→64人

キ 「オーラル・コミュニケーションI」

2年次の”1 minute talk and reporting”という活動について
授業のはじめにペアで行う。相手の話を傾聴し、要約して返す。「育てるカウンセリング」の構成的グループエンカウンター(SGE)の活動の効果について

図表

2 5つの課題
(1) 数値データの正確な分析について
 研究開始時から専門家を探していたが、見つけられなかった。そのためデータ処理に関しては素人仕事となり、有意差があるとまでは断言できなかった。

(2) 文法項目の扱いについて
 英語を英語で教える、全文を訳さないという方法は、文法を英語で教えるべきか、日本語で教えるべきか、文法は独立して教えるべきかという議論が盛り上がり、研修会や職員アンケート等を開催し模索した。が少なくとも「英文法の知識を教える」のではなく、「活用の場を与えて生徒に定着を図る」という共通理解は得ることができた。

(3)  SELHi以外の科目との連携及び研究
 対象生徒以外の生徒の英語力の保証
 SELHiの恩恵を直接受けるのは研究対象生徒(全校生徒の1/8)だけであり、残りの7/8の生徒の英語力はどう保証するのか、と指導者からの指摘を受け、全校生徒が受講する必修科目(英語I→英語II→リーディング)についても何度も議論の末、到達目標、シラバス、授業方法、テストの見直しを行った。その結果、全ての考査にリスニングテスト、未読の長文(授業で教わっていないがその課に関連したテーマの英文)、英語での指示文を定期考査問題に導入した。

(4)  生徒向けCAN-DOシートの導入
 教員向けのタスクチャート、スキルチャート、到達目標までは作成できたが、生徒向けのCAN-DOチェックシートが完成しなかったが、SELHi終了後の今年度、試作版を導入した。

(5)  SELHi研究終了後の成果の継続
  SELHi研究指定終了後も、この研究で得られた成果を継続していかなければならない。研究終了後に全て元通りということのないように。


V. SELHi対象各科目のねらい


1
 1年次研究上のねらい「英語I」
<プレゼンテーション能力の育成> 
 話し手と聞き手の望ましい関係の構築

「英語I」では、授業中英語による発表の機会を設け、発表する側と聞く側の基本的な態度を身につけることを目標とした。方法は以下の通りである。

(1) 音読を多用するとともに、授業中における英語の発話を促す機会を作る。
(2) 2学期にクラスで意見を述べる雰囲気を作り、自分の意見の述べ方を指導する。
(3) 1学期後半に教科書の内容を題材にしたレシテーション(暗唱)を行う。
(4) 2学期にShow&Tell(話す内容に関する物を見せながら、それについてのスピーチをすること)を行う。その際、一方的な発表に終始するのではなく、聞き手にもタスク(活動)*を与えて話し手と聞き手の相互交流を図る。

*聞き手側のタスク(活動)
ただ漫然とShow&Tellを聞くのではなく、共感的な気持ちを持って聞けるように、聞き手の生徒達にSGE**の発想を生かして考案されたフィ−ドバック・シ−トを配り、話し手が何を伝えたかったのかを考えながら記入させた。さらにそれを読んだ話し手の生徒に、聞き手の級友のメッセージを読んでどう感じたかを振り返りシ−トに記入させ、提出させた。特に効果的だったのは、聞き手の生徒のフィ−ドバック・シ−トに“Heart warming  Message”の項目を設けたことである。級友から、励ましや労いの言葉をもらうことによって、発表者は英語でのプレゼンテ−ションに対する抵抗感を軽減できたようだ。また、Heart warmingであるため、生徒は安心して級友からのメッセージを読むことができた。これらがクラス内の人間関係作りにも役立ち、その後の言語活動が活性化するという現象も見られた。
3学期末には、1年次生各クラス代表からなる「Show&Tellスピ−チ・コンテスト」を年次行事として実施し、1年間の取り組みの成果を発表する場を設けた。

**SGE:Structured Group Encounterの略。東京成徳大学の國分康孝等が提唱している「育てるカウンセリング」の一方法論で、リーダーが指示した課題をグループで行い、そのときの気持ちを率直に語り合いながら「心と心のキャッチボール」から感情交流を深め、人間関係能力を高める。

2 2年次研究上のねらい
「オーラルコミュニケーションI」
<プレゼンテーションからディベートへ> 
 要約と再構成のやりとり

 1年次で培った英語による基本的なプレゼンテーション能力をスピーチやプレゼンテーション活動をとおしてさらに伸ばすとともに、SGE活動、基本的なディスカッションやディベート活動をとおして3年次でのアカデミックディベート、ネゴシエーション活動につながる能力と、総合的英語力を身につける。1年次の英語IでShow & Tell を経験し、発表はもちろんのこと、聞く態度も重要であることやハートウォーミングメッセージ(フィードバックシート)の意義も理解していることを受け、オーラル・コミュニケーションI ではプレゼンテーションに加え、新たにオーラル・コミュニケーションTの全講座(5講座・選択者141名)においてSGE活動(1 minute talk and reporting等)をウォームアップとして取り入れたことで様々な改善がみられた。(文責:太田千恵、森田篤)

3 3年次研究上のねらいと成果
「オーラルコミュニケーションII」
    <ディベートからネゴシエーションへ> 
    人間性豊かな国際人の育成

  1〜2学期に本格的なディベートを行う。リサーチを行い、論理的で証拠に裏付けられた主張・反論を展開する。2学期後半からはネゴシエーションに移る。互いの主張を理解し、説得、交渉、妥協案の提示のスキルを養う。最終段階は模擬国連会議やそれに準ずる活動を行う。3年間とも「地球温暖化」をテーマに取り上げた。

段階1:「京都議定書」を題材にしたDebateの試合、その後Post-debate discussionを行う。
段階2:ネゴシエーションの活動を行い、相手との妥協点を、交渉をとおして見いだす方法を何回も練習する。(DESC法*を使用)
段階3:模擬国連の前段階として、「地球温暖化」について2カ国間協議を行う。
段階4:「地球温暖化」を題材に、模擬国連会議の準備を行い、実施する。

*DESC法:バウアー夫妻とケリー氏が提唱する、 問題解決のための適切な自己主張の方法
1. Describe(自分の直面する状況を客観的に描写)
2. Express, Explain, Empathize
(1に対する率直な自分の気持ちを述べるとともに、他者への共感的表明を行う)
3. Specify(具体的で実行可能な解決策を提案)
4. Choose(解決策が受け入れられた場合の肯定的な結果行動について述べ、受け入れてもらえない場合は、妥協案を提示)

平木典子著「アサーション・トレーニング」より。


VI. 研究対象科目のシラバス

別表参照 >>>こちら(PDF形式/164KB)

VII. 研究の成果


 研究3年目の公開授業での研究協議で、GTECのテストの結果に見られる、生徒の総合的な英語力の向上が報告された。
 また、栃木県小山市城南中学校教諭の阿部明美先生より「育てるカウンセリング」の立場から伊奈学園のSELHiアンケートの分析結果が報告され、SELHi研究が2年次から始まった生徒(H16年度生)と、1年次から始まった生徒(H17年度生)を比較すると、英語を話すことについての意欲や自信に大きな向上が見られることが判明した。
 研究3年目の3年次オーラルコミュニケーションIIでの成果は以下のとおりである。

(1) 3年間SELHiの対象学年となったH17年度生は、英語のペア・ワークやグループ・ワークに取り組む姿勢がとても積極的で、相手の気持ちをくんでコミュニケーションができる。ビデオにペア・ワークを録画した3年間のものを比較して見ると、その質的変化がはっきりとわかる。

(2) Debateにおいては、生徒は限られた時間の中で効率的にリサーチ(論題についての下調べ)を行い、限られた資料をうまく使いDebateの試合を行うことができた。これは、2年次のオーラルコミュニケーションTの3学期にDebateを導入していることや、英語合宿(希望者が参加)でDebateの経験を少なからずさせている成果と考える。

English Summer Camp 2007

「インドネシア代表」として交渉中

(3) 今年度の模擬国連は、SELHi研究の最終年度ということで、「地球温暖化」問題を徹底的に理解して本格的に取り組もうと、生徒も教員も毎時間日本語・英字の両新聞記事を持ち寄り、最新の内容で行った。そのため専門用語も増え、英語での説明も複雑になったが生徒達はよくついてきて、過去2年間よりも内容の非常に濃い模擬国連になったといえる。3年間の模擬国連を比較して見たときに、明らかな進歩がみられたと思う。


Oral Communication II 2007 シラバス


目標
:幅広い話題について、聞いたことや読んだことを理解して、情報や考えなどを英語で話したり書いたりして伝える能力をさらに伸ばすとともに、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育てる。

(1)言語活動
 生徒が情報や考えなどの受け手や送り手になるような具体的な言語の使用場面を設定して、次のようなコミュニケーション活動を行う。

ア 英語を聞いて、情報や話し手の意向を理解したり、概要や要点をとらえたりする。
イ 英語を読んで、情報や話し手の意向を理解したり、概要や要点をとらえたりする。
ウ 聞いたり読んだりして得た情報や自分の考えなどについて、話し合ったり意見の交換をしたりする。
エ 聞いたり読んだりして得た情報や自分の考えなどについて、整理して書く。

平成19年度の全国高校生英語ディベート大会(愛知県) 全国で3位入

平成19年度全国高校生英語ディベート大会(愛知県)
全国で3位入賞

(2) 言語活動の取り扱い
 (1)に示すコミュニケーション活動を効果的に行うために、必要に応じて次のような指導をするよう配慮するものとする。

ア リズムやイントネーションなど英語の音声的な特徴に配慮しながら、発音すること。
イ コミュニケーション活動に必要となる基本的な文型や文法事項などを理解し、実際に活用すること。
ウ 繰り返しを求めたり、言い換えたりするときなどに必要となる表現を活用すること。
エ ジェスチャーなどの非言語的手段の役割を理解し、場面や目的に応じて効果的に用いること。

(文責:梁川寿美子)



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