外国に留学すると、学校では習わなかったフレーズや単語を頻繁に耳にすることがあります。最初はわからなくても、日常の会話でその国の人がよく口にするフレーズや単語は、すぐに使い方を覚えられるので、身につくのも早いようです。このコーナーではそんなフレーズや単語を、留学経験者に紹介していただきます。
H.C.さん
留学先の南オーストラリア州は夏はとても暑く、気温が40度に達する日もありました。そんな日、ホストファミリーはよく“bloody hot"と言っていました。veryのようにすごく暑い、ひどく暑いという意味でオーストラリアではよくBloodyが使われます。それまで"very hot”としか言えなかったので、ホストファミリーや友達との会話に使ってみると自分もオージーになった気持ちになりました。
否定的な形容詞にだけつくのではなく、良い意味としても使われるようです。
ただし、元々は上品な表現ではないようで、他の国で使うときには注意が必要です。数年前にオーストラリアの観光キャンペーンで驚きを表す"bloody hell"というフレーズが使われたCMが、イギリスでは品が悪いということで放映禁止になったそうです。
"It's bloody hot today"は「今日はブッ飛ぶくらい暑いな!」という感じでしょうか?!
【アデレードにて】
*寄稿者の主観によるものですのであらかじめご了承ください。