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外国に留学すると、学校では習わなかったフレーズや単語を頻繁に耳にすることがあります。最初はわからなくても、日常の会話でその国の人がよく口にするフレーズや単語は、すぐに使い方を覚えられるので、身につくのも早いようです。このコーナーではそんなフレーズや単語を、留学経験者に紹介していただきます。

H.C.さん

“ Not too bad. ”

日本の学校で ”How are you?” の応えとして、 ”I’m fine, thank you. And you?.” というフレーズを教わりました。でも、「ネイティブスピーカーは実際そんな風に言わない」というのもよく言われることです。それを実感したのは、オーストラリアでホームステイをしていた時のこと。私のホストブラザーは、よく “Not too bad.” と言っていました。文字通りだと「悪すぎることはない」ですが、実際の感覚は「まぁまぁだね」という程度。badにnotを付けて「悪くない」→「良い」ということを間接的に言うのがカッコよく聞こえ、“I’m fine!” と応えるより、ちょっとけだるく “Not too bad.” と言う方が現地の生活に馴染んでいる感覚がしていたので真似して使っていました。留学中は毎日、それも1日に何回もいろいろな場で “How are you?” や “How’s it going?” などと聞かれますが、応え方にバリエーションがないと英語力の自信もなくなってきてしまいます。まだ “I’m fine.” や “So so.” と言っている方は他の言い方にトライしてみてはどうでしょうか。

*寄稿者の主観によるものですのであらかじめご了承ください。

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