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TOEFLテスト日本事務局30周年記念

早いものでTOEFL iBTが日本に導入されて5年が経過します。多くの受験者が、さまざまな勉強方法でこのテストに挑んできたことと思います。そして今も日々新たな挑戦者が生まれ、情報を求め、勉強方法を模索しています。 このコーナーでは、受験に役立つ情報を選りすぐり、その解説や特長をシリーズで紹介します。主にこれからテスト勉強を始めようとする皆様へ受験準備のヒントとなれば幸いです。

第1回 ETS公認TOEFLテスト教材情報

これからTOEFLiBTを受験しようとお考えの方、そして既に挑戦中の方、TOEFLテスト作成元のETS(Educational Testing Service)が受験準備教材を作成していることをご存じですか。 しかも、どの教材も過去に実際のテストで出題された問題を使用しているのです。

現在「The Official Guide to the TOEFL test」と、その日本語抜粋版の「ETS公認ガイドTOEFL iBT改訂版」というペーパー版の問題集が2種類と、TOEFL® iBT Complete Practice Test」というオンラインの練習用テストがあります。

今回は特にTOEFL® iBT Complete Practice Testについてご紹介します。これは、いわゆる過去問による模擬テストで、自宅でできてスコアも出ます。2006年の販売開始以来、多くのTOEFL iBT受験者が既に利用しており、もっと本番形式で練習したいという多くの皆様の声に応え、定期的に新しい問題(Vol.)が追加されています。収録内容は、Vol.により全て異なります。

まずこのテストをお勧めしたいのは、まだTOEFL iBTを一度も受けたことが無い方です。TOEFL iBTを受験するけれど、どんなテストか全くわからず、どうやって準備したらよいかわからないまま本番当日を迎える方も多いはず。初めて受験する時は、会場に行くだけでも緊張し、やっと会場について手続きを終え、席に案内されて、目の前の画面を見たら「全て英語で表示されている!」と更に緊張。そして「どのアイコンをどうクリックしてテストを始めるの?」「解答はどこをどうクリックしたら良いの??」と、これだけで無駄なエネルギーを消費してしまいます。

Complete Practice Testは画面表示もTOEFL iBTと同じですので、事前にComplete Practice Testで画面表示や操作するアイコンに慣れていれば、席についてテストを始めた瞬間、見慣れた画面に親しみを持って安心してテスト問題に集中できるはずです。画面や画面操作に慣れるだけでも、初回受験の緊張感は軽減されます。

もちろん、このComplete Practice Testは何度も受験経験のある方にも大好評です。TOEFL iBTは問題形式に慣れるというのも重要ですので、何度も受験された皆さんには、本番前の実力チェックや出題形式の確認のためご利用いただいています。

またTOEFL iBTは実生活に近いテストです。Complete Practice Testを体験することが実生活の中に英語学習を取り込むきっかけにもなることでしょう。例えばスピーキングは日常生活に関わる質問や身近にありそうな題材からの出題もあるので、体験をすることにより、常に生活の中でTOEFL iBT風の質問を自分で作って自分で答えてみるなど自分なりの学習法や英語に慣れる方法を見い出すことにもなります。

Complete Practice Testで事前に本番を模擬体験すれば、これから進むべき道が、使ってみた人それぞれにぼんやりとでも見えてきます。まずこの感覚を体験するということがTOEFL iBT受験においてとても大切です。テスト当日になって初めて、こんなテストなのかと知り、自分はここを強化しなければと痛感しなくても良いように、「受験したい」「受験しなければ」と思った時に、まずこのComplete Practice Testを試してみてください。

Complete Practice Testを利用するにあたり必要なOS、準備、テストの詳細は教材オンラインショップのTOEFLiBTComplete Practice Testページでご案内しています。是非、ご自分にあった学習法をETS公認TOEFLテスト教材で見つけてください。

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