イベントレポート

主催・参加したセミナーやイベント等のレポート

第45回「TOEFL iBT® テストスキルアップセミナー in 横浜&神戸」開催報告


TOEFL事業部

当協議会では、去る6月に、TOEFL®テスト主催団体であるEducational Testing Service (ETS)の公認トレーナーである横川綾子先生(東京海洋大学)、津田信男先生(甲南大学)によるTOEFL iBT® テストスキルアップセミナーを受験(予定)者対象に開催しました。

6月13日(土)10時~12時30分:横浜国立大学(共催)

本セミナーは、横浜国立大学の学生を対象に実施されました。参加者は合計28名。
ほとんどが1、2年生でした。参加者は朝早い開始時間にも関わらず次から次に指定の教室に集まり、セミナー開始前から横川先生や当協議会スタッフからの質問に対して物怖じする姿は見られず堂々と自身の意見を述べていました。
まずは、横川先生からの英語による挨拶でスタート。
その後、参加者同士をペアにしてお互いに自己紹介をさせて緊張をほぐしました。
通常、スキルアップセミナーは、TOEFL iBTテスト出題順であるリーディング、リスニング、スピーキング、そしてライティングに関して説明、アクティビティを行うケースが多いのですが、この日は、場の緊張がほぐれたその勢いのままスピーキングの練習に入る流れでした。最初は少し声が小さい学生も見受けられましたが、横川先生の音頭の下、次第に声も大きくなり、終始学生が与えられたトピックに対して、解答を考え、パートナーと相談し、お互いが交互に声に出すという工程を繰り返し練習しました。 1度目より2度目、2度目より3度目と目を見張るほど解答(声)に自信と流暢さが加わっていくのが分かりました。

横川先生は、2時間半という限られた時間を最大限有効に活用し、参加者がまさに知りたかった情報や知識に手が届くという構成で実施してくださいました。特に、スピーキングやライティングセクションではその採点基準が詳細に説明され、正解不正解では出ない両セクションの解答に対する考え方がとても明確になったと思います。
また、いずれのセクションに対しても、具体的な学習方法が提示されることによって、 学生にとって、自分のレベルではまず何をすればよいのかが明確に伝わっていたことが、当日のアンケートからも見てとれました。

横川先生から、「留学をしてすぐに求められるスキルのリハーサルだと思って、勉強に取り組んだり、テストを受けてみよう」という言葉と、TOEFL iBTテストについて、「そのスコアを見ただけで、英語でどんなことができるかがイメージできるから世界中で活用されている」というお話があり、留学・英語力向上のためにTOEFLテストの必要性が十分伝わり、「難しい」という印象ではなく、「挑戦してみよう、勉強を頑張ろう」と思わせてくれるような充実した内容でした。

第45回 「TOEFL iBT® テストスキルアップセミナーin横浜&神戸」

6月27日(土) / 7月4日(土) 13時~15時:甲南大学

本セミナーは、甲南大学の学生を対象に実施されました。参加者は合計57名(2度、同内容で開催)。こちらのセミナーの出席者はほとんどが1年生でした。

最初に、友達同士、知り合い同士が横に並んで座らないように、座席番号の書かれた用紙をランダムに参加者に手渡してその番号に沿ってそれぞれが席に着きました。友達同士が離れることによって一瞬、緊張感が走りましたがセミナーが始まると、その緊張感が心地よい雰囲気に変わっていく様子を目の当たりにしました。
それは津田先生が、アクティビティの合間に話すジョークがとても効果的だったためだと徐々に気が付きました。
内容は、TOEFL iBTテスト受験に向けての具体的な演習とコツをセクション毎におこなう構成でした。
例えば、リーディングでは、受験者が1分間にどれくらいの語数を読みこなせないといけないかを知らせた上で、正しい読み方を教え、実際の問題(文章)を決められた時間内で読ませ、解答させました。その間、教室内は静けさ(あまり通常のセミナーでは目にしない光景)に包まれていましたが、どの学生もとても集中して取り組んでいました。
また、スピーキングでは、時間を測りながら実際にひとりで喋ってもらい、その後隣のパートナーに英語で報告させることで反復、スピーキングに慣れさせるようなアクティビティもありました。

第45回 「TOEFL iBT® テストスキルアップセミナーin横浜&神戸」

全体を通して、すぐに実践できることをシンプルに紹介、学生にとって入ってきやすい明瞭な語りと、そして学生が緊張しない雰囲気づくりで、2時間というコンパクトなボリュームも学生の集中力が切れず丁度よかったと思いました。

更に、「TOEFL iBTテスト受験で最初に低得点がでたとしても諦めないことが大切です」というお話の中では、最初に26点という結果で落ち込んだ学生に勉強方法を教えて再受験させたら1ヵ月半後には55点にスコアアップした例や、30点台から60~70点台に到達して留学した学生(Webマガジンに寄稿した甲南大学の学生)などの具体的な例も挙げ、参加した学生を非常に勇気づけ、やる気にさせてくださっていました。

両セミナーを通じて発見したことは、当然、参加者(学習者)が主役ではあるのですが、両講師が参加者に主役になってもらうためにセミナー構成から、その場での雰囲気作り、モチベーションを上げるための動機づけ等多岐にわたって『心のこもった熱い思い』を持っていることが分かりその場にいた我々も心が熱くなってきました。
今回レポートした2つのセミナーは、学内実施でしたが、一般に公開するセミナーも 当協議会では開催しています。
今後のセミナーの日時や場所については、WebサイトやTOEFL Web Magazineで告知する予定ですので、ぜひチェックしてください。
また、「TOEFL iBTテストスキルアップセミナー」にて必ず参加者に配布しているETS作成の「TOEFL® Test Prep PLANNER」は、ETSウェブサイトの「Prepare for the Test」から、もしくはこちらからダウンロードで入手することができます。
活用法に関しては、「TOEFL iBT® テストミニアドバイス」でもご紹介しています。

上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。