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「第5回 科学の甲子園 全国大会」協賛報告 ―後編―


TOEFL事業部

今回は「第5回科学の甲子園 全国大会」協賛報告の後編になります。前編の内容はこちら

表彰式当日の朝に、実技競技③「届け!光のメッセージ」が行われました。
競技内容は「8×8のマトリクスシートに記載された文字を、RGBのLEDを用いた色の情報として、光ファイバを介して送信し、受信側のカラーセンサとマイコンボードで文字列として復元する仕組みを75分で作り、64文字のメッセージをどれだけ速く受信側で再現できるかを競う」というものです。(*1)
予選を順調に勝ち抜いても、決勝ではスタートすらできずに時間切れとなってしまったチームや、規定のエラー数に達して強制終了となってしまったチームが多くいて、波乱の決勝戦となりました。
実技競技③は予選1位で通過した海陽中等教育学校の優勝で幕を閉じました。決勝では予選同様、あっという間に光のメッセージを表示させていました。直後のインタビューで「失敗するとそれだけタイムロスしてしまうので、練習の時からそれだけは気をつけていた」という言葉通り、予選も決勝もミスがゼロだったことに対して驚きの声が会場中から聞こえていました。

競技が全て終わった後は、現役の研究者による特別シンポジウムが開催されました。

第55回「第5回 科学の甲子園 全国大会」協賛報告 ―後編―

特別講演は「113番元素」を発見し、昨年末に新元素の命名権が与えられた九州大学教授・理化学研究所グループディレクターである森田浩介氏が行いました。
その後以下3名のパネリストも加わり、司会者からの質問に応答する形でシンポジウムが進められました。
・上村想太郎氏(東京大学教授)
・一二三恵美氏(大分大学教授)
・西成活裕氏(東京大学教授)

専門分野はそれぞれ異なりますが、共通して「自分を信じること、諦めないこと、最後までやり抜くことの大切さ」を高校生たちに繰り返し伝えていました。多くのTry & Errorを重ねて研究を続けていらっしゃる先生方の言葉だからそこ重みがあり、高校生にまっすぐ伝わるメッセージだと感じました。

特別シンポジウムの後にはいよいよ表彰式が執り行われました。競技別表彰・企業賞表彰の後、総合10位から順番に発表されたのですが、緊張の面持ちで発表を待っている出場者たちの表情が印象的でした。
文部科学大臣賞と共に、私たちは総合成績1位のチームに賞を授与しました。
今年の総合成績1位は筆記試験及び実技競技③で優勝した海陽中等教育学校でした。初出場で優勝を果たした海陽中等教育学校ですが、なんと6人中5人が高校1年生で、なおかつ中学生版科学の甲子園「科学の甲子園 ジュニア」にも出場した方もいるというから驚きです。「科学の甲子園」の総合優勝校はアメリカで開催されるScience Olympiadへの派遣が決定されています。全米の科学好きが集まるその大会でも、持っている力を存分に発揮していただきたいです。
そのお手伝いをするために、副賞として英語研修をご用意しました。この研修は慶應義塾大学名誉教授の鈴木佑治先生が担当されます。優勝者の皆様には、鈴木先生から多くのことを吸収し、そして言葉の壁を乗り越えて今回のような素晴らしい成績を収めることを願っています。

第55回「第5回 科学の甲子園 全国大会」協賛報告 ―後編―

表彰式の後に、出展ブースではTOEFL iBT® テストに関する資料をお渡ししました。現在257校の大学がTOEFL iBTテストを入学試験に活用しているので、海外留学したい方だけでなく、日本の大学に進む方にもTOEFL iBTテストは役立ちます。(*2)
この機会にTOEFL iBTテストにチャレンジする高校生がたくさん出てくることを期待しています。

第55回「第5回 科学の甲子園 全国大会」協賛報告 ―後編―

この「科学の甲子園 全国大会」は来年もつくばで開催予定です。今年悔しい思いをしたチームが優勝するのか?それとも史上初の連覇をするのか?熱戦を見せてくれる“科学者の卵”たちを応援し続けます。

第55回「第5回 科学の甲子園 全国大会」協賛報告 ―後編―

 

(*1)http://koushien.jst.go.jp/koushien/news/popup/jitsugi03_kaisetsu.html
(*2)http://www.cieej.or.jp/toefl/toefl/score_report2015.pdf

上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。