第58回「TOEFL iBT® テストセミナー in 東京・TOEFL iBT® テストスキルアップセミナー in 名古屋」開催報告
TOEFL® 事業部では、2016年も例年同様に様々な目的でTOEFL iBT®テスト受験を控える方を対象にTOEFL iBTテストスキルアップセミナーをTOEFLテスト主催団体Educational Testing Service(ETS)公認のトレーナーと共に開催しています。これまでは、自校の学生のため、及び近隣の受験者のために大学からのご要望にお応えして開催するケースが多かったのですが、今回は日本からアメリカへの留学を強く意識している方々を対象にアメリカ大使館・在名古屋米国領事館と共催にて行った2つのセミナーの様子と、実際に参加した方の生の声を皆様にお届けします。
西日本を中心に大寒波が押し寄せた2016年1月にアメリカ大使館と共催で受験者向け、及び教員向けのセッションをアメリカンセンターJapanにて行いました。講師としてETS公認トレーナーである東京海洋大学特任准教授の横川綾子先生に登壇いただきました。受付開始の30分前から既に会場にお越し頂いた気合いの入った参加者もいれば、当日の大寒波という状況下で、遠方から当セミナーを楽しみに予約いただいた方の中にはやむを得ず参加キャンセルとなってしまう方もいました。
▲ スキルアップセミナーの様子
すっかり定番となっていますが、横川先生のセッションでは「話す」ことから始まります。隣席者との自己紹介から始まり、その勢いを保ちつつ活気のある講義時間はあっという間に過ぎ去りました。
セッションでは、Speakingの採点体験、Writingの統合問題に対する要約の仕方(ノートの取り方)などに取り組み、また各セクションに対して必ず「どのように勉強したらいいのか」を具体的に提示することによって参加者各自が目的をもてる内容になっていました。
▲ ポジティブな姿勢・笑顔でセッションを行う横川先生
また、英語の勉強・テスト対策とは関係なくポジティブな姿勢の横川先生のセッションに参加者はすっかり虜になっているようでした。
この日は受験者向けセッションの後に教員向けセッションも実施されました。そのため受験者向けのセッションに現役の教員の方も参加されていたのですが、それに対し若干の戸惑いを感じた高校生や大学生がいらっしゃったようです。この点は運営事務局として反省し、改善していきたいと思います。
アメリカ大使館との共催セミナーの実施を受けて、3月には在名古屋米国領事館、名古屋国際センターと共催でTOEFL iBTテスト受験者及びアメリカ留学を希望している方を対象にセミナーを開催しました。
今回は対象をより「留学」を意識している層にあてたため、参加者は高校生や大学生が高い比率を占めていました。
会場は、共催いただいた名古屋国際センターのご厚意のもと、広々とした別棟ホールを利用させていただきました。セミナー自体は、横川先生が「TOEFL iBTテストは言い換えれば、リスニングのテストである」と明言されるなど、参加者のレベルに応じてするべきことが明らかになり、参加者にとって貴重なセミナーになったと思います。また、今回のセミナー開催に際して、TOEFLテスト主催団体の米国ETSから抽選で選ばれた参加者にTOEFL iBTテスト対策教材のプレゼントがありました。
▲ 名古屋国際センターのご厚意により素敵な会場での開催となりました
横川先生は、広いセミナー会場を縦横無尽に歩き、常に参加者に寄り添って実施されていました。
▲ 参加者の所に足を運んで質問を聞く
次回の開催が決定次第、下記ページにて紹介します。
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