TOEFL iBT® テスト体験レポート

受験経験者による体験レポート。ワンポイントアドバイスも！

TOEFL iBT体験レポート
  • 川口理沙さん
    高校生
  • 【TOEFL iBTテストスコア】2015年1月受験
    71 （Reading：15、Listening：16、Speaking：22、Writing：18）

 

“恐怖で受験を戸惑っているなら、思い切って試しに受験するべき”

受験目的

現在アメリカに留学しています。今回TOEFL iBTテストに慣れるために初めて受験しました。今後も海外の大学へ進学するため、また留学している間にどれくらい英語力が伸びるかを確認するために数回受験をする予定で、アメリカではあと2回受験する予定です。

なぜアメリカで受験したのか

留学中に英語力の伸びをスコアで確認するため、アメリカで受験しました。またアメリカにいる間なら、英語に耳が慣れていますし、Speakingも自然にできると思うので、そこがメリットだと思いました。またアメリカで受験した方が、受験料が安いことも理由の一つです（受験当時は日本では230ドル、アメリカでは185ドルでした（＊））。

受験直後の感想

初めての受験で、しかもアメリカで受験したので緊張しました。しかし、緊張のおかげで、長い試験時間でも、集中して、自分が持っている全ての力を出しきったと思います。試験直後に反省を次に活かせるようにメモをしました。そのメモからセクションごとの反省を以下に紹介します。

Reading：
時間が足りなくて焦りました。最初の文章に25分以上使ってしまい、残りの2つの文章では、時間との戦いで、問題と文をじっくり読んで、解けなかったです。Readingは60分で3つの文章を解かなければいけないこともあり、速読の力が不足していると実感しました。
Listening：
対策不足だと感じました。主な内容は把握できましたが、細かいところが聞き取れてなかったと思いました。
Speaking：
設定時間を気にせずに、言いたいことを言ってしまい、最低限必要な情報を言えなかったのが悔しかったです。
Writing：
時間との戦いだと思い、思うがままにタイピングしてしまい、エッセイ全体の説得力が欠けてしまいました。

結果を知ってからの感想

予想通りSpeakingの点数が高く、ReadingとListeningが悪かったですが、全体的に予想以上に点数が良かったので驚きました。今回の点数をふまえて自己分析をし、これからの対策と戦略を以下にまとめました。

Reading：
700語の専門的な文を20分で読むのは大変難しいことです。1つの文に20分かけるという目安は、問題を解く時間を含んでいるので、13分で文を熟読し、7分で問題に答える練習を行っていきたいと思います。20分を過ぎてしまったら、潔く次の問題に進みたいと思います。また、引き続き、専門的な単語を単語帳を使いながら、勉強していき、ボキャブラリーをより多く増やしていきたいと思います。
Listening：
過去問からどのようなパターンの問題が出るのか気が付きました。過去問をたくさん解いて、問題自体に慣れることが大切だと思います。
Speaking：
抜けてはいけない情報を必ず時間内に言うように心がけたいと思います。また、高得点を目指すために、難しいボキャブラリーを使う練習をしていきたいと思います。
Writing：
私にとっては、時間内に設定字数以上のエッセイを書くのはあまり苦ではなかったですが、今後は書き始める前にメモ用紙にどのようにエッセイを展開していくか、整理してから書き始めたいと思います。

メッセージ

1つ目は、まずTOEFL iBTテストを受験してみてください。TOEFL iBTテストは受験時間も長く、受験料も他の英語の試験に比べたら高いかもしれません。私は他の試験のように気軽に受けられない、レベルの高いテストに感じ、恐怖心でなかなか受験することができませんでした。もし、私のように恐怖で受験を戸惑っている方がいらっしゃるなら、思い切って試しに受験するべきです。とにかくTOEFL iBTテストについて（敵について）、知ることが始めの一歩だと思います。1回目の受験で、私は多くの課題が見つけることができました。

2つ目は、試験直後が1番大切な時期です。何ができなかったか、何が自分の苦手としている部分なのか、何が課題であるかは、自分が1番よくわかっていると思います。忘れないうちに自己分析をしてください。私はセクションごとに、反省をし、これからの戦略と勉強方法を考えました。細かく、単語帳の何ページまでをいつまでに覚えるなどの目標も作りました。私のTOEFL iBTテスト受験ライフも始ったばかりで、まだまだ目標スコアに届いていません。私のレポートが少しでもお役に立てば幸いです。

（＊）TOEFL iBTテスト受験料は国別に設定されています。

 

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