TOEFL iBT® テスト体験レポート

受験経験者による体験レポート。ワンポイントアドバイスも!

  • E.Oさん
    順天堂大学

  • 【TOEFL iBTテストスコア】2016年11月受験
    79(Reading: 20、Listening: 21、Speaking: 18、Writing: 20)

 

“話す・書く能力まで試せるテストは、誰にとっても良い経験になる”

受験目的

TOEFL iBT® テストの受験とスコアの提出が大学の進級条件の一つでした。それまでは存在すら知らなかったTOEFL iBTテストでしたが、学校で英語の授業を受け自分を試す数少ない場でもあると思い、意気込んで受験しました。

受験時の英語力

資格としては中学2年生で英検2級を取ったきりで、あとは大学受験のために長文読解と英作文の勉強をしただけです。海外に行った経験もありませんでした。

受験時の課題

中高生の頃から読むのが遅く、リーディングで長文を読みきり全ての問題を理解、解答し終えるまでの時間が足りませんでした。ライティングも、高得点に必要とされる単語数を時間内にタイピングするのが難しかったです。
リスニングも、私は留学や旅行の経験がなかったため難しく感じました。大学での日常生活や大学講義の内容が出ますので、英語圏の教育制度やその他の文化を知っていると役立つと思い、対策問題集などで数をこなしながら想像力をはたらかせて慣れておくようにしたら、聞き取りやすくなってきました。スピーキングも、最初は心配をしていましたが、ボイスレコーダーを使って1分スピーチをしてみるなど練習を重ね慣れることで、危惧していたより速く、詰まらずにできるようになりました。

受験対策

学校授業の教材として、初級者向けの市販の参考書を購入して対策を行いました。

またライティングとスピーキングでは、事前に汎用性のあるテンプレート(イントロやつなぎ言葉、まとめ)を自分の中に蓄えておくと便利です。例えば、イントロ・主張の示し方、理由の項目ごとのつなぎ言葉、まとめへの導入は始めの5分程度でタイピングできるように用意しました。自分が各パラグラフを何分で書けるかを知っておくと、本番で残り時間との兼ね合いを見ながら作文できます。

受験後の感想

一般的な日本の英語の試験に比べて受験形態が独特なので、ある程度の慣れは必要かもしれません。リスニングでは聞き取った内容がどこまで掘り下げて聞かれるのか、時間の無い中で解ける問題を確実に正解していくためのスピード感はどのようなものか、ライティングではタイピングをどのように進めるか、などを考えました。
1度、あまり対策をせず、試験の進行の様子も把握しないまま受験したら思わしい結果が出なかったので、1か月後に、対策をしてから2回目の受験をしたら10点近く上がりました。受験料が高いので、むやみに受験するのは時間的にも経済的にも効率が良いとは言えませんが、構造を知って時間配分を考えるなど、自分が問題自体に集中できる余裕をもって試験に臨むのが高得点の秘訣だと思います。

メッセージ

各セクションで測られている力は何かをしっかりと考え、自分の能力をできる限り、目の前のパソコンや採点者にアピールできるように頑張ってください。他の英語の試験に比べ難しいと言われていますが、驚くほど簡単な問題も混ざっていますので、最後まで諦めないで答えきることが大切です。この受験に際して身に付いた英語力は、将来、海外から日本に来た外国人と接する時や自分が海外に留学や出張に行った時など、必ず役立つ場面があると思います。読む・聞く能力だけでなく、話す・書く能力まで試せるテストは、誰にとっても良い経験になります。

 

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