For Lifelong English

  • 鈴木佑治先生
  • 慶應義塾大学名誉教授

第99回 科学の甲子園全国大会優勝校への「2016年Science Olympiad National Tournament参加に向けた英語研修」について

2016年3月19日と20日に、茨城県つくば国際会議場において、第5回科学の甲子園全国大会(国立研究開発法人科学技術振興機構主催)が開かれ、愛知県代表海陽中等教育学校が優勝しました。優勝校は5月20日と21日にアメリカで開催される2016 Science Olympiad National Tournament(*1)に参加します。副賞として本TOEFL® Web Magazineを発行している国際教育交換協議会(CIEE)日本代表部主催で、トーナメント参加準備のための英語研修を受けます。昨年より導入され、今年も筆者がその英語研修を担当することになりました(*2)。以下、その研修について報告します。併せて昨年度の優勝校渋谷教育学園幕張高等学校に対しての英語研修報告も参照してください。

Science Olympiad National Tournamentとはどのようなものでしょうか。Science Olympiad(以下SO)の公式サイト(https://www.soinc.org/)を開いてみましょう。フロントページ上段のABOUTをクリックし、更にMissionをクリックします。[SO Mission]、[SO Goals]、[SO Tournament Goals]の3項目に分かれ(*3)、S0のMissionとGoalsとそれを受けたSO National TournamentのGoalsが記されています。SO National Tournamentの各eventの評価基準にも関わるものと考えられ、本英語研修では初日のオリエンテーションで必見情報の一つとして最初に目を通します。各項目の要点のみまとめてみます。

[SO Mission]
初等・中等教育のscience教育を活動型に変えて質を高める。活動を通して達成される生徒と教員の成果を認識し、カリキュラムに反映させ、テクノロジーに強い労働力(technologically-literate workforce)の創成に寄与する。

[SO Goals]
地方大会・全国大会のSO Tournamentsで、チームワークを通して質の高さ(excellence)を競わせ、初等・中等教育におけるscience学習への情熱・意欲を喚起する。scienceの見方を変える。問題発見・解決型(problem solving)、手作り実践的(hands-on)、創意工夫に富む(minds-on) constructivist learning practices(*4)を取り入れ、コア・カリキュラム・トレーニング・ワークショップ(in-depth core curriculum Training Workshop)と教材の開発を図る。生徒と教員の優れた成果を評価して表彰することにより、地域社会、ビジネス界、産業界、政府、教育界に支援の輪を広げていく。

[SO Tournament Goals]
Tournamentsを通して、scienceにおける問題発見・解決的な側面(problem- solving aspects)に触れ、scienceがいかにworkするか(how science works)を直接体験することにより、scienceの諸概念の理解を深め、scienceへの興味に繋げる。共同学習活動とチームワークの大切さを実感し、science classes, science reading, fieldtrips, fairs, meetingsへの意欲を高め、science関連のpractitionersやengineersに中高生が想像する以上のperformance能力を有することを示し、science界をはじめ社会に支援の輪を広げる。女性とマイノリティー・グループの参加を促進する。

2016年9月号の第98回本コラム「アメリカ社会の諸分野に影響を与えたpragmatism(プラグマチズム)について」でアメリカpragmatismについて語りましたが、上記のSOのMissionとGoalsに関する説明にもその影響を感じます。それを物語るのが、問題発見・解決(problem-solving)、実践的(hands-on)、学習活動(learning practices)、パフォーマンス(performance)等などのキーワードです。特に「scienceがいかに workするかを直接体験する」という文言には、現実社会で起きている(ongoing)問題にworkする理論を是とするpragmatismに相通じるものを感じます。

さて、SO Tournamentは小学生部門(A)、中学生部門(B)、高校生部門(C)の3部構成ですが、SO National Tournamentは(B)と(C)に限定されます。科学の甲子園全国大会は(C)に参加します。アメリカ側からは各地の地方大会(The Regional Tournament とThe State Tournament)を勝ち抜いた50州の代表チームが、全国大会(The National Tournament)に駒を進めます。ちなみに全地方大会の参加チームの総数は7,400以上です。アメリカ各州の代表チームは最大15人のメンバーで構成され、以下の23 eventsで競わなければなりません。

Air Trajectory, Anatomy & Physiology, Astronomy, Bridge Building, Cell Biology, Chemistry Lab, Disease Detectives, Dynamic Planet, Electric Vehicle, Experimental Design, Forensics, Fossils, Game On, Geologic Mapping, Green Generation, Hydrogeology, Invasive Species, Its About Time, Protein Modeling, Robot Arm, Wright Stuff, Wind Power, Write It/Do It(Alphabetically ordered)

これら23 eventsは、Field別にすると5つに大別できます。
(1)Life, Personal and Social Science
(2)Earth & Space Science
(3)Physical Science & Chemistry
(4)Technology & Engineering
(5)Inquiry & Nature of Science

更に、Task別にすると3つに大別できます。

(1)Knowledge-based:2名で1名はtestを受け、1名はdata分析(例Chemistry lab)
(2)Hands-on:2名で実験しながら物体との相互作用を通してtaskを達成(例Forensics)
(3)Engineering-based:2—3名で効果的なタスク達成デバイスを作成(例Bridge Building)

これらeventsの詳細については、SO公式サイトのB/C Eventsの項目をクリックしてチェックしてください。既に来年の2017 Division C Eventsが前面に表示されていますが、2016 Division C EventsはDivision C Events Archive の中にあるのでクリックして選択してください。23のevents を順にクリックするとそれぞれの詳細があります。参加eventsの数が多く、かつ、各eventのタスクは複数分野に関連するように、チーム全員がそれぞれ得意とするところを持ち寄って一丸となって取り組まなければなりません。普段から学内外で集まり創意工夫を凝らしながら準備しなければなりません。逆に言えば、そうすれば十分対応できるということです。参加eventsのタスク内容は生徒が学内外で日常に触れられるものばかりで、また、どれを取っても一人ではできません。要は、身近のscienceという感覚でチーム全員の叡智を結集すれば対応できるということでしょう。

例えば、YouTubeでScience Olympiad Bridge Buildingと入力すると多くの動画サイトが上げられています。関連して、単にbridge buildingと入力すると現場とゲームにおける橋建設の動画サイトが夥しい数uploadされています。アメリカなどでは100年以上前に建てられた橋の老朽化が進み崩落するなど社会問題になっており、強い橋の建設に大きな関心が向けられています(*5)。当然小中高生の間でも身近な問題となっている筈です。橋作りには色んな分野の人が関わっていることが分かるでしょう。

科学の甲子園全国大会優勝校は、Global Ambassador Team From Japanという名称でSO National Tournamentに参加します。招かれる理由は、以前本コラムで取り上げましたが、世界に卓越した日本の応用力が高く評価されているからでしょう。1950年代からトランジスターなど外国で発明されたものを実用化する力があり、そこから更に新しいものを発明し実用化してきました。日本文化には古くからそうした伝統がありました。江戸時代の平賀源内(1728-1780)などは、アメリカの発明家Thomas Alva Edison(1847-1931)やGraham Bell(1847-1922)らと共通するものがあります。

2012年の「科学の甲子園全国大会」第1回大会からこれまで5校が派遣されていますが、2015年の第4回大会より、優勝校の副賞をSO National Tournament参加のための研修とし、言葉の面でも意識の面でも各州の代表校と肩を並べて戦うことを目指しています。研修を新しい学年の始まる慌ただしい時期に行うのは理由があります。まず日本の参加チームは大きな時間的なハンデを負っています。参加チーム選抜は3月開催の科学の甲子園全国大会で、そこから5月下旬開催のSO National Tournamentまでの準備に許される時間は実質1か月半位しかありません。春休みと新学期行事が重なり全員が会して準備できるのは4月の2週目以降です。一方、アメリカの参加チームは前年9月に始まる新学期から準備して予選を勝ち抜き、学年を終える5月本戦には1年間の集大成を見せることになるのです。
日本チーム4名の参加eventsは4つのみとはいえ、大きなハンデを抱えての参加に変わりありません。にもかかわらず、昨年の渋谷教育学園幕張高等学校も今年の海陽中等教育学校も注目すべき成果を上げました。表彰式での彼らの様子はSO Official Siteのフロントページで見ることが出来ます。 

では、本題の英語研修に移ります。毎年SO National Tournamentは金曜日の夜にThe Opening Ceremony、翌日の土曜日にTournamentと表彰式が行われます。The Opening Ceremonyではノーベル受賞者による講演の後に参加者同士の親睦を図るSwap Meetingと称する交流会があります。SOのMission、Goals、Tournament Goalsなどの説明文の行間には、チーム同士はもちろんのことチーム外の参加者とのコミュニケーションを通して情報を交換し精進する能力の重要性を強く示唆していることが読み取れます。

そうしたことも念頭に、今年度は4月17日と5月8日の2回の Sessionsに分けて以下の要領で研修をしました。拙著『プロジェクト発信型英語Do your own project in English Volume 1』(鈴木佑治 南雲堂)をベースに2回の Sessionsのシラバスを作成しそれに沿って行いました。各Sessionは幾つかのUnitsで構成され、さらに各Unitは幾つかのStepsで構成されて活動を進めます。Session 1からSession 2までは3週間ありますが、Homeworkが課されてSO National Tournamentの参加eventsに直結するグループ・プロジェクトを行いながら準備を進めます。余白が限られているため、シラバスの骨子と活動内容を簡潔に記します(*6)。

2016 CIEE-Sponsored English Training Sessions for the Champion Team in Science Koshien participating in 2016 Science Olympiad National Tournament

*Kaiyo Academy (http://www.kaiyo.ac.jp/): The Champion Team in 2016 Kagaku no Koshien
*Science Olympiad Official Website (https://www.soinc.org/)
*Kagaku no Koshien Official Website (http://koushien.jst.go.jp/koushien/)
*CIEE Official Website (https://www.etsjapan.jp/)

Session 1 At Kaiyo Kyoiku Gkko from 13:00 to 16:00 on April 17, 2016
The Orientation to Science Olympiad National Tournament and the CIEE-sponsored English Training Sessions

1. A brief talk on the English training sessions and SO
本研修の目的(To be well prepared for participating in SO events)を確認する。SO Official Website(https://www.soinc.org/)を開きSOの使命、意義、目的について学ぶ。昨年の優勝校(Troy High School)についてOfficial Website(http://www.troyhigh.com/)と関連動画を開いて紹介する。参加する4つのeventsについて情報を集めて理解し、残された時間でしっかり準備しなければならないことを確認する。これまで習った英語を使えるようにし、かつ、競技に要する新しい語彙表現を積極的に学び使いこなすという意識革命の必要性を確認する。“Winning the first prizes in the four SO National Tournament events”と称するチームのプロジェクトを立ち上げ、「絶対に勝つ」という意思で一丸となって準備から本大会までの活動に邁進する。

2. English Diagnostic Test(30 min. TOEFL Sample Test)とEnglish Interview(3min. per student)を行い、現時点の英語力を測定する。

3. 本研修を含めてSO National Tournamentまでの準備計画の概要を説明する。

English Training for Session 1

Unit 1 Practice communicating with the American participants in SO National Tournament: greeting, get-together, discussion, presentation, brief research, etc.

[Step1] Talk with your guests and friends in Japanese. Any topic will do: Your hobbies, favorite school subjects, hometowns, future goals, extracurricular activities, etc.
まず、母語で身近な話をし、消極的な受信モードを克服し積極的な発信モードを共有する。15分程の談笑でグループが打ち解けて結束が強まりteam workが強化される。

[Step 2] Let’s brush up English expressions you have learned.
初対面時の挨拶と自己紹介の表現、部活、趣味、学年などの英語表現をブラッシュ・アップする。

[Step 3] Introduce yourself in English.
初対面と仮定して英語で挨拶や自己紹介をする。SO National Tournament初日のSwap Meeting(交流会)で、アメリカ人参加者とのコミュニケーションが積極的にできるように準備する。

Unit 2 Team- project “Winning the first prizes in the four Science Olympiad National Tournament events”

[Step 1] Let’s examine the details of 2016 SO National Tournament (https://www.soinc.org) and the three SO events already chosen:
(1) Bridge Building(https://www.soinc.org/bridge_building_c),
(2) Write it and Do it(http://scioly.org/wiki/index.php/Write_It_Do_It),
(3) Forensics(http://scioly.org/wiki/index.php/Forensics
SOと参加が決まっている3つのeventsの公式サイトの情報に目を通す。

[Step 2] Let’s skim through the list of other SO events to select the remaining fourth event.
残りの20 eventsを見て4つ目の参加eventを選択する。Wind Powerに決定する。(https://www.soinc.org/wind_power_c)

[Step 3] Discuss which two events each of you are going to be in charge of.
参加メンバー4人が4つの eventsのどれを担当するか討論する。各自2eventsずつ担当する。

[Step 4] Let’s learn about research or inquiry. Also let’s find out how to organize and develop ideas.
参加eventsの準備にはしっかりしたリサーチが必要であるため、リサーチとは何か?どのように進めたら良いかを確認する。またその過程で生まれるideasを構築する方法を学ぶ。Collecting data / information → Observing → Theorizing / Hypothesizing → Verification / Generating ideas → Developing ideas → Presenting ideas / Generating ideas through free writing / Organizing ideas → Main ideas / Minor ideas / Supporting ideas, etc.

[Step 5] Discuss how you are going to prepare yourself for the events. Work out your schedule from now on up to SO National Tournament. Each of you should give a five-minute presentation. Write out a brief comment on each presentation.
それぞれの参加eventsについてどのようなスケジュールで準備を進めるかディスカッションし、eventごとにプレゼンテーションし、コメントを受ける。

[Homework] Homework for Session 2 scheduled on May 8th, 2016 次回Session 2の宿題。
1. Read again all related information in Science Olympiad Official Website paying special attention to the four events in which you are going to participate. SO National Tournamentについて、特に4つの参加eventsについてしっかり理解するまで読み込んでおく。

2. Examine carefully what you are expected to do in the events you are in charge of. Discuss together how you deal with them.
各eventで何が求められているかしっかり理解する。

3. Write out your ideas. Get ready for a 10-minute presentation (per student). Prepare slides for the presentation.
各自参加eventsの準備の進捗状況につき考えをまとめ、プレゼンテーションするようにしておく。

4. Meet periodically, and discuss in English. Don’t be shy! Ask your English speaking teachers to join you!
チーム全員で定期的に会って活動すること。英語を話す先生方に加わってもらう。 

5. Work out your schedule from now on up to the SO National Tournament.
本戦までのタイム・スケジュールを作成すること。

Session 2 At Kaiyo Chuutoukyouiku Gakko from 13:00~15:00 on May 8, 2016

English Training for Session 2

Unit 3 Team - project“Winning the first prizes in the four Science Olympic events”(continued)

[Step 1] Presentation and discussion on the homework. Each student gives a 10-minute talk with a five-minute Q & A session. (60 minutes)
上記テキストのpresentation format に沿い、Moderatorを立て進める。前回のHomeworkから、各参加eventsの概要と準備の進捗状態につきpresentationする。それぞれが担当する2つの eventsの内容を理解しているかをチェックする。
(1) Bridge Building. Presenters: T. & K.
(2) Forensics. Presenters: T. & M.
(3) Wind Power. Presenters: K. & K.
(4) Write it or do it. Presenters: M. & K.

[Step2] Discuss and work out in detail how to get ready for each event. You should demonstrate a definite plan and schedule for the time left before SO National Tournament. (40 minutes)
各eventに分かれてtaskの内容を再チェックして詰める。各eventのタスクの内容とルールの細部を読み返して準備を進める。

[Step 3] Free writing. “What is your future goal?” In case you run out of time for this assignment, make sure you shall have it finished before you leave for SO National Tournament, since this is among the most popular topics in Swap Meeting. 自由作文を書く。テーマは “What is your future goal?”
Swap Meeting の参加者との交流でよく聞かれるので準備しておくとよい。時間切れでできなかったので各自出発までに済ませておく。

海陽中等教育学校の4名の参加者は1名を除き、長期海外滞在経験がありません。しかし、4月中旬のSession 1(3時間)と5月初旬のSession 2(2時間)プラスHomeworkを通して、参加4種目だけでも膨大な英語文字、音声、映像の情報を細部に至るまで読み、聞き、そして見たりして理解しました。また、 2回の Sessions中には英語を話し、書く活動もしました。特にSession 1で出されたHomeworkでは英語エッセイを書いて提出し、Educational Testing Service(ETS)の教育機関向けライティング指導ツールCriterionに掛けてフィードバックを受けました。今後の英語writingの1方法として是非とも続けるよう推奨しました。

また、参加者がどの程度関連情報を理解したかについては、Session 2のStepでは実際にそれぞれが参加するeventsの準備を見ながら査定しました。日本語で行いましたが、Forensics, Bridge Building, Wind Power, Write it Do itについてのSO Official Siteの膨大な資料を理解しなければ準備できないものばかりです。彼らの準備活動をみるとかなり理解しているものと判断しました。例えばreading comprehensionは読んで設問に応えて判断するという方法もありますが、読んだものを行動で表現させるという選択肢もあります。お菓子作りの資料を理解したかどうかは実際にそのお菓子を作って見せることで簡単に示すことができます。受動的ではなく活動を通して能動的に理解することでモチベーションも上がります。昨年と今年度のEnglish Training Sessionsを通して、SO National Tournamentの全eventsにはそうした工夫が上手に取り入れられており、science系の発信型英語学習には最適であることが確信できました。この意味からも上記のSOのMissionとGoalsに頷けます。

参加者4名、村松君、竹本君、神田君、久保田君のSO National Tournamentにおける成果は別コラムにある通りです。特にForensics(*7)では高い評価を受けました。この短期間に相当量の高度な英語情報を理解したこと、また、その難易度はTOEFLテストのreading passagesに匹敵するかそれ以上かもしれないことを鑑みると、敬遠されがちなTOEFL iBTテストに挑戦することを勧めます。英語を“学ぶ”から、英語で“実践活動をする”立場に追い込まれた時の生徒さん達に潜在する力は引き出すことができれば相当なものです。

 

(2016年9月26日記、9月30 日入稿)

 

(*1)ホスト校は毎年変わります。今年はThe University of Wisconsin – Stoutです。(https://www.cappex.com/colleges/University-of-Wisconsin-Stout)

(*2)昨年と同様に本研修の準備から実施まで当協議会事業統括本部長である根本斉氏も参加し、SOおよびSO National Tournamentの情報収集・確認・対策の全段階で筆者と密に意見交換をして共同で作業しました。

(*3)SO公式サイトは既にアメリカにおける2016-2017新学年度の案内をしていますが、SOのMissionとGoalsについては変更ないでしょう。

(*4)Constructivist theory of learning (http://www.instructionaldesign.org/theories/constructivist.html)

(*5)Minneapolis Bridge Collapse Minnesota Video (https://www.youtube.com/watch?v=C31IlOHNzbM)

(*6)各Sessionの活動は、高等学校の授業約4時間弱分に匹敵し、2 Sessionsで約8時間弱分の授業活動にホームワークです。

(*7)forensicsまたはforensic science(法医学、鑑識、科学捜査)は、人類学、工学、コンピュタ・サイエンス、メディア・スタディ、化学、物理学、法学、病理学、生物学、心理学、精神医学、行動学、遺伝子学、言語学など、science諸分野の知見やテクノロジーを犯罪捜査にフル活用します。ハードサイエンスから社会・人文科学までを融合したscienceであり、現実社会で実践・実用の中で厳密な成果が問われる科学でしょう。関心のある読者はAmerican Academy of Forensic SciencesのOfficial Site (http://www.aafs.org/)を見てください。

上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。